「ドレンパン」とは、エアコンが室内の空気を冷やす過程で発生する水分（結露）を受け取るトレイのことです。
エアコンをぱっと外から見るだけでは、ドレンパンの状態を確認することができず、どのくらい汚れているかは分かりません。
フィルター掃除をしているのにカビ臭さが取れない、水漏れする、異音がする場合は、内部のドレンパンが汚れている可能性があります。

特殊な構造のため、施工業者に断られてしまうこともある難関機種のエアコン。
その中でも、サイドファンエアコンと呼ばれる【富士通ゼネラル・ノクリアXシリーズ】は比較的普及率もあり、お困りのお客様が多くいらっしゃいます。

◆ サイドファン（デュアルブラスター）の存在

ノクリア Xシリーズには、左右にサイドファン（デュアルブラスター）が搭載されており、これらの分解・清掃が必要です。特に2017〜2018年モデルでは、サイドファン内のフィルターが取り外せず、分解が困難でした。2019年以降のモデルでは、フィルターの取り外しが可能になりましたが、それでも内部のファンにはホコリが蓄積しやすく、完全な清掃には分解が必要です。

◆ 自動お掃除機能の複雑さ

自動お掃除機能はフィルターの清掃を自動で行いますが、熱交換器や送風ファンなどの内部部品は対象外です。これらの部品の清掃には、専門的な知識と技術が求められます。

◆ 内部構造の複雑さ

ノクリア Xシリーズは、配線や部品の配置が複雑で、分解時に部品の位置や配線を正確に把握する必要があります。誤って取り外したり、再組み立て時にミスをすると、故障の原因となる可能性があります。

富士通・ノクリアXシリーズをはじめ、三菱・FZシリーズ（上部ファンタイプ）やシャープ・N-Pシリーズ（エアレスト）などの難関機種も、フジクリーンなら専門的な知識と技術を持ったスタッフが、安全安心に分解・洗浄をさせていただきます。